縁側の気持ち

33歳、妊活中。東京在住の北海道大好き女子が、沖縄で路線バスの旅をしてきました。

32歳の9月 幸せのつくりかた

私が働いている職場は圧倒的に子持ちの年上女性が多く、休憩室で子どもの愚痴などになったりもする。そういうとき私は、

「子どもがいて、元気に育ってるんだから良いじゃないですか」

って言いそうになるのを我慢して、ただ柔らかく耳を塞ぐ。

 

実生活で「妊活している」ということをほとんど口にすることはない。

というのも「妊活している」というのは普通に過ごしていて妊娠できず、ということは自分かだんなの生殖機能に不備があるかも知れない、ということ。それはもはや人間という生物してどうなのだろう、と思ってしまっているから。

ただ、この時だけは違った。

みんなでご飯を食べているときに、一緒に働いている方から妊娠の報告をされた。おめでとうございます!! 自然妊娠ですか? と口をついて出てしまったのですが(今考えるとかなり立ち入った質問で失礼すぎる)、実は病院行ってて……、と話してくれました。その時、今言えば「楽に」なるのではないかという安易な考えで、実は私も病院に通ってて……、と告白しました。多いんですよね、既婚の友だちはほとんど行ってますし、病院もいつも混んでるんですよ、と。今ってそうなんだ、と驚く方もいらっしゃいましたが、実は私も相当通って授かったのよ、あの先生には感謝してる、なんて言って下さる方もいらっしゃいました。

ただ、言って「楽に」はならなかった。妊活で辛いのは、子どもがいる方と子どもがいない私には大きな隔たりがあること。あるいは冒頭のように、そう感じてしまっているだけなのかも知れませんが。私が流産したことはバイトを束ねる社員さんと、心配して電話してきてくれた先輩にしか話してないので、職場でもほとんどの方は知りません。言おうとも思っていない。というのは、ただただ、人を悲しませてしまう話だから。だからお子さんの話とか普通にされるのは仕方ないことなんですが。あ、お子さんがいても2人目妊活されている方はあまり隔たりを感じません。むしろ色々お話出来て嬉しいです。

 

そんな中で救われたのは、妊娠している方が、本当に幸せそうなこと。

流産後の復帰で一番不安だったのは、お腹が目立ってきた彼女を見て自分がどうなるか、ということだったのですが、結果的に全然大丈夫でした。彼女が幸せそうにお腹を撫でるのがとても素敵な風景だったから。コートとこすれてお腹に毛玉が出来ちゃって、と笑う彼女につられて、私も笑う。ああ、幸せってこういうことなんだな、と思った。笑っていれば私の元に赤ちゃんが戻ってきてくれる、そのために体も心を整えていこう、と前向きに考えることが出来た。彼女は出産のために退職されたのですが、最後にお腹を触らせて貰いました。元気な赤ちゃん産んで下さいね、って。自然にそういう気持ちになれた自分が誇らしかった。

 

立場が変われば、考え方も変わる。

だから私も子どもが出来て、正産期で出産して、育てているときに、子どもに対しての愚痴があるかも知れない。その時に、一方だけでの見方ではなく、色々な方向から見ていきたい。妊活をしている自分、妊娠している自分、出産している自分、育てている自分。それだけで、今の状態が幸せだと分かって、頑張ることが出来ると思うのです。

 

幸せそうにお腹を撫でて、笑っている彼女のように。 

 

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