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縁側の気持ち

33歳の12月に繋留流産からの自然流産、現在妊活中。目指せポジティブ妊活。

33歳の3月 携帯電話がない恋愛

ドラマ・映画

33歳のわたしが携帯電話を初めて持ったのは高校2年のことだった。部活で遅くなることがあったので、連絡するようにと渡された。嬉しくて胸ポケットに入れて、そのまましゃがんで家の和式トイレに落としてしまった記憶。いや、本当に申し訳ない。当時かなり高かったよね…。

 

sandays.hatenablog.jp

毎週楽しみにしていた『カルテット』が明日最終回ということで、同じく坂元裕二さんが脚本を手掛けている『東京ラブストーリー』を借りてきました。1991年の作品。トレンディドラマの特徴として、服装や持ち物が高そうなこと、オブジェのあるお店の常連であること、不思議な間取りだけど素敵な部屋に住んでいること、などが挙げられますが、今と決定的に違うのは、携帯電話が無いこと。無いわけではないんですが、恐らく各部署に一台とかそういうレベルで、しかも『東京ラブストーリー』に出てくるのは、まさしく平野ノラさんが持っているような大きさ。

そういうわけで、連絡先の交換なんかは家電。東京なら03から始まるあれです。長電話の時は固定電話を持って居間へ行ったりベランダへ行ったりしています。あれ一回やってみたいんですよね、肩に受話器挟んで、電話機の本体持って移動するの。大体の方がそうだと思いますが、実家では電話機のある場所で話すのが当たり前だったので、電話機を動かすという方法もあるのか、と知りました。そしてそうしているのが自由な感じがして羨ましかったのです。

携帯電話がないがゆえにすれ違いがあるのもこの時代のドラマの特徴。同じ道を辿っているのに出会えない二人、というのが切なくて悲しくて、それだけで大泣き。今は相手がどこにいても連絡がとれますからね。ラインが既読になればとりあえず安心だし。そういう意味で、『君の名は。映画『君の名は。』公式サイトの後半は楽しさが増したのかも知れません。携帯電話が繋がらないがゆえにすれ違う2人、それでもお互いを探し求めて、結果、心が繋がる。携帯電話が役に立たない物語が、トレンディドラマのそれと同様に新鮮に映ったんだなあ。

 

そういう私はだんなと出会ったその日に、お互い用事があって携帯電話の連絡先を交換しました。用事が済んだ後もメールのやり取りを続けてここまで来られたので、携帯電話が無かったらどうなっていたか……。携帯電話がない時代の恋愛も憧れるけど、やっぱり、携帯電話があって良かったなあと思うのでした。

 

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